活動報告

外は雪混じり。。
ここにきて毎日の様に雪が降っていますが、今日は、直藩栽培用の種子の準備。温湯消毒~浸種作業!!
by 農家山本

、、ん、「直藩栽培用」?と思った方は鋭い!
そうなんです、RICE475の生産農家山本、
今年は一部の田んぼで、
湛水直播栽培(たんすいちょくはさいばい)
にチャレンジするのです!
直播(ちょくは)とは、読んで字のごとく、直接種を播くという方法です。

通常、苗箱に種を播き、苗をある程度大きく育ててから、
田植え機で田んぼに移植するというのが一般的な稲作の方法です。
ですが、これは直接田んぼに種を播くスタイルなんですって。播きたいんですって!

メリットとしては、、、
○省力化

育苗作業と田植え作業が不要となるため、春作業が大幅に軽減できます。
○育苗しなくてもよい
⇒育苗ハウス(またはプール)がいらない。
苗を管理しなくてもよい。田植時の苗運びをしなくてよい。
⇒野菜や果樹などの園芸部門等の春作業に労働力を活用できます。

○生産コストの低減
労働費や育苗に掛かる費用が軽減され、生産コストの低減が図られます。

○水のかけ引きによって、気象条件に対応しやすい

○高温登熟回避により、高品質米の生産が出来る
直播栽培は通常よりも穂が出る時期が遅いため、登熟時期の気温の低下により、
一部地域では高温登熟の回避による整. 粒歩合の向上が確認されたそうです。

リスクとしては、、、
○雑草管理に十分な配慮が必要

通常は苗をある程度大きくしてから田んぼに移植するので、雑草よりも強いが、
田んぼに種を播いた場合、芽が出るタイミングが雑草と一緒でヨーイドンで雑草と競争の為、
雑草管理を徹底しないといけない。

○ある程度育つまで、水加減が難しい

○種子が土中に潜ると、苗立ちに失敗する
と、こんな感じらしいです。
まだまだあるかも知れません。

最近は、直播の資料を読みながら、
「田んぼから芽が出てくるとことか、たまらないんだろうなぁ。。」
「大地の力をめいっぱい、もらうんだろうなぁ。。」
なんて、思春期の中学生みたいな妄想をしている農家山本くんです。

なにはともあれ、新しい事にチャレンジする事は素晴らしい☆

直播の田んぼについても、今後レポートしていきますね!

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