■おいしい水が育てたおいしいコシヒカリ
城内農産の田んぼがある新潟県南魚沼市城内は霊峰八海山の麓にあります。この八海山の水が何百年も地中を経て、渇水も濁水もなく一定量の水をこの地に湧出させています。
古くは藤原鎌足の孫麻呂公もこの水の魅力に引かされ、この地を永住の地と定め名刹法音寺を建立しました。その後も日本一おいしい水として県内外から毎日多くの人々がやってまいります。
この水を使って私共農家が精魂を傾けて育てた米だからこそ、どこの米よりおいしいのです。どうぞご賞味して、長生きしてください。
■鴨農法による米作り
鴨が田んぼの中を泳ぐとき、水をかき混ぜることによって水を濁してくれます。これにより日光が雑草に届かなくなり、抑草効果があります。
鴨が虫を食べるときに苗をつっつきます。これが苗に刺激を与えて、苗の成長を促します。
鴨は浮き草やクローバーのような柔らかい草は食べますが、コシヒカリの苗を食べることはありません。
■認証取得への取組み
城内農産では、各種認証の取得に力を入れています。
2009年8月11日 JGAP認証を取得しました。
JGAP (Japan Good Agricultural Practice ) とは?
「良い農業のやり方」という意味。 農産物生産の各段階で、生産者が守るべき管理基準とその実践のことです。
(1) 農産物の安全 ( 肥料、農薬の使用量と管理 )
(2) 環境への配慮 ( 種苗と土、水の安全性、エネルギーの節約 )
(3) 生産者の安全と福祉 ( 作業前の機械の点検、作業者の安全確認、危険箇所の確認 )
(4) 農場経営と販売管理 ( 記録の管理、トレーサビリティー )
※トレーサビリティーとは・・・
農産物の栽培から出荷まで、いつ、何処で生産されたのか把握すること。
私たちは、全ての作業において上記の項目の実践を心がけ、世界基準の生産ルールに基づいた品質管理を行っております。
1999年~ JAS有機米の栽培農場として認定されました。
【 認定機関 : 日本農林規格登録認定機関 NPO法人 赤とんぼ 】
有機栽培米とは?
化学肥料、農薬を一切使わず100%有機肥料のみを使った、お米にも環境にも安全で安心なお米です。
城内農産のJAS有機米は、カモを田んぼに放つ 『 鴨農法 』 で栽培しております。
JAS有機米には下のJASマークシールが貼られ、出荷されます。
2009年~ 新潟県特別栽培米の栽培農場として認定されました。
【 認定機関 : 新潟県 農林水産部 】
特別栽培米とは?
農薬の使用回数及び化学肥料の使用量を、慣行栽培米の5割以下に削減して栽培されたお米です。
城内農産の特別栽培米は、5割減の栽培方法を行っております。